青汁に潜む危険性について

様々な健康効果が認められる青汁
毎日積極的に摂り入れて食生活の改善やダイエット、アレルギー体質の改善等に役立てている方も多い事でしょう。
それでは青汁には危険性は無いのでしょうか?
毎日飲み続けたい青汁ですからしっかりとリスクについても知識を持っておきましょう。
多くの人にとって青汁は健康に役立つ効果がある飲み物ですが、体質や病気によっては青汁を飲む事を避けた方が良い場合もあります。
人によっては青汁の成分に対してアレルギー反応が出る可能性もあります。
アレルギーの原因になるアレルゲンは人により様々で、青汁にアレルギー反応が出る事も考えられるからです。
ただ多くの方が青汁を飲み、アレルギー性の改善に成功している事からむしろ青汁は体質改善に良い結果をもたらす事が多いといえます。

また、糖尿病の方や腎臓の機能が弱まっている方はカリウムを排出する機能が低下しています。
そのためカリウムが含まれる青汁を飲む事は控えた方が良いでしょう。
カリウムは血圧を正常に保ち、筋肉のエネルギーの生産に関わるため大切な栄養素ですが、余剰分が排出されないと眩暈や痺れ、筋力低下等の症状が起きる高カリウム血症になる可能性もあります。
また脳梗塞など血管が詰まってしまい起こる病気を治療するワーファリンという薬がありますが、この薬は血液を固まりにくくする作用があります。
青汁に含まれているビタミンKはワーファリンとは反対に止血効果があるのでワーファリンの効果を低くしてしまう可能性があります。
そのためワーファリンの服用者も青汁を避けた方が良いでしょう。

このように青汁に危険な成分が含まれているのではなく、病気や体質によっては青汁を控えた方が良い方がいる事が分かります。
また、青汁の原料のケールや大麦若葉、明日葉等が育つ土壌環境や化学農薬、化学肥料の使用の有無や使用量の方が青汁その物より危険性に関係しているといえます。
多くの国産メーカーの青汁はしっかりと管理をした畑で原料を栽培していますので、信頼出来るメーカーの青汁を選び飲む事が青汁の危険性を減らす事に繋がるのです。