青汁とクロレラの違い
青汁とクロレラ。
どちらも植物性の健康食品として親しまれていますが、青汁とクロレラの違いとは何なのでしょうか?
まず原料に違いがあります。
青汁はケールや大麦若葉等高い栄養価を誇る植物を原料に作られています。
それらの植物を絞る事で採れる汁が青汁で、粉末状にしたものや液状のもの、冷凍されたものがあります。
一方クロレラの原料は緑藻類と呼ばれる微生物です。
錠剤タイプのものが多く販売されていますが、最近では青汁の様に水に溶かして飲む粉末タイプのものも販売されています。
栄養成分についてですが、青汁、クロレラ共に植物性の各種栄養素を含んでいるのですが含有量に違いがあります。
原料の違いやメーカーによっても含有量が変わって来るのです。
例えば免疫力の向上や肌の健やかさを保つ効果のあるビタミンCは青汁、クロレラ共に含有されていますが、某メーカーの100gの青汁、クロレラで比べた場合、ケールが原料の青汁で約240mg、大麦若葉が原料の青汁では約19mg含まれています。
そしてクロレラには約10mg~40mg以上のビタミンCが含まれているのです。
この場合ケールが原料の青汁がビタミンCの含有量が一番多いのですが、他の成分では大麦若葉やクロレラが多い成分もあります。
ですのでご自身が望む効果が期待される成分がどの成分なのかを理解し、自分にあった製品を選ぶ事が大切です。
また、青汁、クロレラの味についてですが、代表的な青汁のひとつであるケールの場合、苦みや匂いが強いとされ、大麦若葉の青汁は反対に苦みが少なくクセもないとされています。
そしてクロレラの場合青海苔の様な味がするとされています。
これらは飲まれた方の一般的な感想ですが毎日飲み続けるにはご自身が無理なく続けられる味のものから始めてみる事が良いでしょう。
また、稀に青汁、クロレラ共にアレルギー反応が出る方もいます。
その様な反応が出た場合は飲む事を止め、医師の指示に従いましょう。
また、いくらからに良いからと言って青汁の過剰摂取はやめましょう。